俺的糞小説その114『悪霊』

ドストエフスキーが書いたこの小説、糞である。

この小説、ニコライという悪党とその仲間を描いたストーリーなのだが、ニコライという男はたびたび
決闘事件などを起こす悪党で、その仲間の一人が5人組という組織を作り政府を倒し主人公を新しいロシアの
トップにしようと画策するのだが、肝心の主人公がやる気がないというつまらなさで、仲間が労働者を扇動して
工場を破壊する事件を起こしそれを告発しようとする仲間を殺したりし、結局組織のメンバーのほとんどが
逮捕されるが主人公は関わっていないだけになぜこいつが主人公なのか不明で、主人公は捕まらずどこかに
失踪するが最後はあっさりと自殺して終わるという意味不明っぷりで政府を倒すという割には結局何も実現せず
終わるのは盛り上がりがなく面白味がない。
今作はモデルとなった事件があるらしいが、この主人公のやる気のなさやしょぼいストーリーは何とかすべき
だろう。

というわけで、色々と糞な今作。
もう少しまともな小説を出して欲しいものである。
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