俺的糞小説その110『灰かぶり(シンデレラ)』

このグリム童話、糞である。

この童話、母親を病気で亡くした娘が再婚相手とその娘にいじめられるというストーリーで、虐待を受けて
灰だらけの場所で寝かされていたせいで汚く灰かぶりと呼ばれ、ある日国の王子が城で舞踏会を開催し再婚相手の
娘が参加し自分も行きたいと言うが拒否され木の場所で悲しんでいるとなぜか鳩が金色のドレスと靴をくれる
という謎展開で、それを着て舞踏会に参加したら王子に気に入られ一緒に踊るがなぜか踊った後に逃げ帰る
というよく分からない行動をするのは謎で、それを3日繰り返すが最後の日に王子が階段にタールを塗って
逃がさないようにして金の靴だけ置いて逃げるのは馬鹿っぽく、王子がその金の靴の持ち主と結婚する
と言って探し再婚相手の娘が自分だと嘘をついて名乗るがサイズが合わず、母親にそれなら
親指を切れと言って切断して無理やり履くというヤバさで、王子もサイズがあったからと一緒にその女を連れて
行くなど酷く、途中で足が血まみれなことに気づき偽物と分かり、今度はその妹がかかとを切断して同じような
ことをするがまた血でバレ、最後はもう一人娘がいるいうことで主人公に履かせたらぴったりでめでたく結婚
という流れになるが嘘をついた二人の姉妹はなぜか鳩に目を突かれて失明して終わるなど、童話の割には
血みどろすぎて非常にヤバイ。
そもそも靴のサイズではなく顔や体型で判断しろよ、という感じだが、指を切断するなど無理やりすぎるのは
何とかすべきだろう。

というわけで、色々と酷すぎる今作。
ガラスの靴やカボチャの馬車が出てくるバージョンはシャルル・ペローが考えアレンジした話らしいが、
結局靴のサイズで判断しているのは何とかして欲しかったものである。
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