俺的糞小説その92『源氏物語』

紫式部が書いたこの小説、糞である。

この小説、天皇の第二皇子である光源氏という男を描いた恋愛小説なのだが、親の命令で12歳で結婚させられ
17歳になった時に町で見かけた女を好きになり不倫をし始めるがなぜかとある未亡人の怨念で女が死ぬという
謎展開で、その後は色んな女に恋をし遂には10歳の美少女を自分の理想の女にするためにさらって来るという
ヤバさでロリコンかと言うとそうではなく義理の母親と関係して子供を産ませるなど何がしたいのか分からず、
妻も子供を産んだ後呪い殺されさらった少女は上手く手懐けられて成長し14歳で愛人のような関係になるが
また別の女に子供を産ませるなど滅茶苦茶で、結局誰が大臣なっただのとどうでもいい内容がだらだらと
続くだけで面白いエピソードがなく最後は愛人が病気で死に主人公も隠居してひっそりと死に、そこから
光源氏の息子と孫(共に同世代)の話が始まるが無駄に登場人物が多く無駄に長いだけで面白味はなく、
光源氏の息子の愛人が光源氏の孫による夜這いで関係を持ち2人の板挟み状態で女が自殺するが僧に救われ、
そのまま女は出家し結局どちらの男とも結ばれず終わるというそれだけで盛り上がりがないのは面白味がない。
平安時代の貴族は一夫多妻制のような関係が普通だったのだろうが、恋愛ならもう少し結ばれるまでの駆け引きや
ハッピーエンドが欲しいところだろう。

というわけで、色々と糞な今作。
紫式部や源氏物語は2000円札のモデルにもなったが、小説のキャラがありなら漫画のキャラもお札にして欲しい
ものである。
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