俺的糞小説その55『リア王&オセロー』

シェイクスピアが書いたこの小説、糞である。

リア王
この小説、ブリテンの王が退位する際に3人の娘に領地を分け与えようとするがその際に父への愛を示せと
言われ末娘だけはお世辞が言えず領地をもらえずしかも追放され長女と次女が統治するというストーリーなのだが、
退位後はその長女と次女に裏切られて前王が追放されるが無駄に登場人物が多すぎて分かりにくく、その後は
前王がフランス王と結婚した末娘に会いに行き再会するがブリテンとの戦争がはじまりフランスが破れ前王と
末娘は捕虜になるが長女と次女は男を巡って争い共に死亡する始末で、結局末娘は処刑され最後は前王がその
死体を抱いて悲しみながら死ぬという何の救いもない終わり方で面白味がなく、そもそも長女と次女をろくな
人間に育てず一番まともだった末娘を追放したお前の責任だろ、と言いたくなる何ともいまいちな糞小説に
仕上がっている。

オセロー
また、オセローはオセローという軍人が親の反対を押し切り駆け落ちするがイアーゴーという男がオセローが
自分ではない別の男を昇格させたことを恨みその女は不倫をしているとでっち上げてオセローに信じ込ませ、
それを信じたオセローが怒り昇格をなかったことにしイアーゴーを昇格させるというストーリーなのだが、
オセローが妻に贈ったハンカチをイアーゴーが手に入れて不倫相手に仕立てた男の部屋に置くなど工作したとは
言え簡単にオセローが騙されるのは馬鹿っぽく、しかもエスカレートして最終的にオセローが妻を絞め殺す始末で、
その後は不倫は嘘と判明するがイアーゴーは逮捕されるだけでオセローが復讐する展開はなく自殺して終わるなど、
結局これも妻を信じず話も聞かず嘘つきの男を信じたお前のせいだろ、と言いたくなるだけで主人公に感情移入
できないのは面白味がない。
リア王はブリタニア列王史のレイア、オセローはデズデモーナとムーア人という原作があり若干ストーリーが
違うらしいが、悲劇にするにしてももう少し納得のいく終わり方にすべきだろう。

というわけで、共に糞な今作。
アメリカでは嘘つきトランプ、日本では息を吐くように嘘をつく安倍のようなクズ人間を信じ込み騙される馬鹿が
多いが、証拠が揃いこいつは嘘つきの悪人、と確定してもまだ信じるのだからどうしようもないと言えるだろう。
inserted by FC2 system