俺的糞小説その51『四つの署名』

コナン・ドイルが書いたこの小説、糞である。

四つの署名
この小説、暇すぎてコカインを打って遊んでいたろくでもない探偵のシャーロックホームズが依頼人の亡き
父親の仲間が隠した財宝に関する事件を調査するというストーリーなのだが、父親の財宝を見つけた息子が
毒の吹き矢で殺される事件が発生し死体の傍に4つの署名のある紙が置かれるが結局事件はそれだけという
つまらなさで、臭いを手掛かりにホームズとワトソンや犬と警察が犯人を追跡し逮捕するが前作と同じくまた
過去話がだらだらと続くなどだるく、結局4人の署名の内の一人が仲間を裏切り財宝を持ち逃げし残りの仲間の
内の一人が財宝を取り戻しに復讐したというしょぼい内容で、トリックも何もなく最後はワトソンがこれが
キッカケで依頼人と結婚しホームズはまたコカインに手を出して終わるなど、盛り上がりがないのは面白味がない。
そもそも名探偵がコカイン中毒というのもあれだが、せめて第2、第3の事件を発生させたり犯人を当てる
要素が欲しいところだろう。

というわけで、今回も糞だったシャーロックホームズシリーズ。
当時のイギリスではコカインは違法ではなかったらしいが、現在の日本では違法でありながら芸能人が次々と
薬物に手を出している上に逮捕までが長いなど、取り締まりも緩いのだから勘弁して欲しいものである。

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