俺的糞小説その36『雪の女王&マッチ売りの少女』

アンデルセンが書いたこの小説、糞である。

雪の女王
この小説、悪いものが強調されて見えるという魔法の鏡を悪魔が落とし、その欠片がある少年の目と心臓に
刺さり性格が豹変しそりに乗って雪の女王と共に町からいなくなるというストーリーなのだが、友達の少女が
バラやタンポポの花やカラスなどに話しかけながら少年を探しに行くが王子に馬車をもらったり盗賊に捕まったり
するなど無駄に長いだけで面白いエピソードはなく退屈で、最終的に雪の女王の城に辿り着くが雪の女王はおらず
少年に近づいて涙を流したらあっさり氷が溶けて元に戻り一緒に帰って終わるという全く盛り上がりのない内容で
面白味がなく、なぜか最後はいつの間にか大人になっていたり肝心の雪の女王は何をしたかったのか不明で
存在が空気だったりなど、何とも酷すぎる糞小説に仕上がっている。

マッチ売りの少女
また、マッチ売りの少女は父親に言われてマッチを売っていた少女が町をさまようストーリーなのだが、
売れず寒いのでマッチをすったらご馳走や優しかったおばあさんの姿などの幻覚が見えるがそれだけで
次の日の朝少女の死体が発見されて終わるという何とも中身のない内容で、結局母親の存在や父親の仕事などは
不明でとにかく情報がなく盛り上がりもないのは面白味がない。
当時の貧困を描いたのだろうが、父親は飲んだくれのDVで母親は病死で人々に助けを求めてもあしらわれるなど、
もう少し物語の背景を描いて欲しいところだろう。

というわけで、共に糞な今作。
最近の日本でも貧困化が問題になったりしているが、弱者を救済しようとするれいわや共産党より自分の友達や
電通などの一部の企業を優遇する自民党の方が支持されるのだからどうしようもないと言えるだろう。
inserted by FC2 system