俺的糞小説その35『よだかの星&どんぐりと山猫』

宮沢賢治が書いたこの小説、糞である。

よだかの星
この小説、夜鷹という鳥について語るストーリーなのだが、醜いということで他の鳥からも馬鹿にされ鷹と
違うのによだかという名前はおかしいから名前を変えろ、変えないと殺すと鷹に言われ、色々な星にあなたの星に
連れて行って下さいと呼びかけるが断られ空高く昇ったらなぜか星になって燃え続けて終わるというそれだけの
つまらない内容で、星座の由来についての物語を考えたのか?というとそうではなくよだかという星座は存在
しないなど、何ともふざけた糞小説に仕上がっている。

どんぐりと山猫
また、どんぐりと山猫は山猫からハガキをもらった主人公の一郎が山猫を探しに行くというストーリーで、
栗の木や滝などに話しかけて山猫はどこに行った?と聞くと聞くたびに違う方向を言われてあちこち行かされた
後にようやく山猫に会うことができるのだが、どんぐりの中で誰が一番偉いかを裁判で決めるというどうでもいい
裁判が始まり主人公が一番馬鹿で偉くない奴が偉いと言うと争いが収まり最後は馬車で自宅まで送迎されて
終わるなど、これまた中身がなさすぎて全く面白味がない。
このふざけた裁判は不思議の国のアリスを参考にしたのか?という感じだが、いくら何でも中身がこれだけ
というのは何とかすべきだろう。

というわけで、今回も糞だった宮沢賢治作品。
岩手には宮沢賢治童話村というものがあるが、キャラクター性の薄いしょぼい出来なのだから勘弁して欲しい
ものである。
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