俺的糞小説その26『グスコーブドリの伝記&猫の事務所』

宮沢賢治が書いたこの小説、糞である。

グスコーブドリの伝記
この小説、イーハトーヴの森で生まれたグスコーブドリという少年の一家が飢饉に襲われ両親は死に妹は謎の男に
さらわれ主人公はテグス工場で働かせられるという悲惨なストーリーで、火山灰により工場も閉鎖され仕事がなくなり
今度は火山局という所で技師として機械の修繕などをする仕事を始めるが地味すぎて何の面白味もなく、その後は
牧場に嫁いでいた妹に再会するが気候が変動し寒くなり火山を人工的に爆発させれば気温が上がって良くなると
言って実行して世界を救って自分は噴火に巻き込まれて死ぬなど、子供向けにしては地味で暗い何ともつまらない
糞小説に仕上がっている。

猫の事務所
また、猫の事務所は歴史や地理を調べる事務所で働く猫を描いたストーリーなのだが、1匹の猫が仲間外れにされて
ある日風邪で仕事を休んで復帰したら無視されて自分の仕事がなくなっており最後はその様子を見ていたライオンが
事務所を閉鎖するというそれだけの話で、これまた童話にしては会社のいじめやパワハラを描いた地味な内容で
内容も薄すぎて全く面白味がない。
そもそも最後だけなぜライオンが出て来るのか知らないが、童話ならもう少しコミカルなストーリーにすべきだろう。

というわけで、今回も糞だった宮沢賢治作品。
イーハトーヴは飢饉が発生するなどどこが理想郷なのか知らないが、もっと夢のある楽しい世界を描いて欲しい
ものである。
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