俺的糞小説その22『坊っちゃん&三四郎』

夏目漱石が書いたこの小説、糞である。

坊っちゃん
この小説、子供の頃は乱暴者だった主人公が中学校の数学教師になりその学園生活を描くストーリーなのだが、
宿直中に生徒にいたずらされたり先生同士で釣りに行ったりするが面白いエピソードはなく生徒の悩みを解決する
ような展開もなく退屈で、教頭が同僚の教師の婚約者を横取りしたり辞職に追い込んだことで主人公と同僚が
殴って復讐し結局主人公も辞職し鉄道関係に転職して終わるというそれだけの話で何の盛り上がりもないなど、
何ともつまらない糞小説に仕上がっている。

三四郎
また、三四郎は熊本の高校を卒業し東京の大学に入る青年の日常を描いたストーリーなのだが、色々な講義に出たり
母親に手紙を書いたり図書館で読書をしたりするが平凡すぎてこれまた退屈で、友人の先生の引っ越しを手伝いに
行った時に女と知り合うが特に進展はなくストレイシープがどうだのダーターファブラがどうだのとどうでもいい話を
するばかりで面白味がなく、結局最後は女が兄の友人と結婚し主人公は知り合いの展覧会を訪れて女をモデルに
して書いた絵の題名が悪いと言って終わるなど、全く盛り上がりがないのは面白味がない。
今作は奥手な若者の初恋を描いた作品らしいが、いくら何でもこの中身の無さは何とかすべきだろう。

というわけで、今回も糞だった夏目漱石作品。
夏目は「余は支那人や朝鮮人に生れなくつて、まあ善かつたと思つた」と書いたことがあるらしいが、こいつも
福沢諭吉ほどではないが差別や植民地支配を肯定するような人間なのだから勘弁して欲しいものである。
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