俺的糞小説その16『学問のすすめ』

1万円札で有名な福沢諭吉が書いたこの思想本、糞である。

学問のすすめ
この本、人が平等ではなく差があるのは学ぶ賢人と学ばない愚者がいるからで、勉強しない奴は貧乏になり
愚民ばかりだと厳しい法律が作られ厳しい政府になるからそうならないためにも勉強しろ、ということが書かれて
いるのだが、~なり、~べしなど分かりにくい文体で書かれており読みにくく、難解な古文などより社会に役立つ
実学を身に付けるべきで法律を無視して勝手に私刑を行うのは駄目、言論の自由は守るべき、古い習慣などを
すぐに信じず疑うべき、一人一人の気概が国を発展させる、などといったことも書かれているが別に普通のことで
特に凄いことは書かれておらず、イギリスやアメリカの軍艦を恐れず命を捨ててでも国の威光を落とさないのが
独立国家という軍国主義的な内容があったり中国人はわがままで身の程をわきまえないと言った人種差別的な
表現があったりと思想本として怪しく全体的にだらだらと文章が無駄に長いのは飽きてくる。
そもそも福沢諭吉という人物は中国や朝鮮を蔑視するネトウヨのような差別主義者でアジア侵略を肯定し格差も
推進するようなろくでもない人物だったらしいが、そんなものをお札に載せるのだから自民党は昔から頭のおかしい
ならず者集団であったと言えるだろう。

というわけで、色々と駄目な今作。
2024年に変わる新1万円札は渋沢栄一に変わるらしいが、当時韓国支配をしていた時の紙幣にも使われていた
人物というこれまた問題のあるチョイスなのだからいい加減にして欲しいものである。
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