俺的糞小説その10『セロ弾きのゴーシュ&風の又三郎』

宮沢賢治が書いたこの小説、糞である。

セロ弾きのゴーシュ
この小説、セロ弾きだがあまり上手くないゴーシュが楽長に怒られひたすら練習するというストーリーなのだが、
練習中に鳥やタヌキやネズミなどの謎のしゃべる動物がやって来てゴーシュに○○を演奏して下さいと注文したり
ゴーシュの演奏のおかげで病気が治っただのとどうでもいい話が続くだけで面白味がなく、結局動物と練習した
おかげで本番の演奏でなぜか上手く行き楽長にも褒められて終わるなど、何とも中身のないつまらない糞小説に
仕上がっている。

風の又三郎
また、風の又三郎はとある小学校に赤い髪の転校生がやって来て一緒に勉強をするというストーリーなのだが、
特に何も起こらずひたすら普段と同じ授業が続くばかりで面白味がなく、その後も放課後に牧場で乗馬をしたり
ぶどう取りに行ったり川に泳ぎに行ったりと平凡すぎて単調で、転校生の近くでは風が巻き起こると噂されたり
風は必要かという議論で転校生が風を擁護したり最後に激しい風が起こりまた転校生が転校したことで生徒が
彼は風の精である風の又三郎だった、と断定して終わるなど、これまた盛り上がりもなく中身もないのは面白味がない。
風の精というならもう少し風にまつわる超常現象的エピソードを入れるべきであり、この分かりにくい方言の
キャラの会話も何とかすべきだろう。

というわけで、今回も糞だった宮沢賢治作品。
宮沢賢治はイーハトーブという架空の理想郷を追い求めていたらしいが、作品の世界観がしょぼいのだから
勘弁して欲しいものである。
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