俺的糞小説その8『古事記』

日本最古の歴史書らしいこの小説、糞である。

古事記
この本、歴史書と言いながらいきなり神が矛でかき回して淡路島を作ったと言い出すなど完全なファンタジー小説で、
イザナギという男とイザナミという女が主役で色々な神を生み出したらしいがイザナミが火の神を産んだ時に
火傷をしてそれがきっかけで死んでしまい怒ったイザナギは自分達の子である火の神を殺すという酷さで、その後
黄泉の国に死んだイザナミを見に行ったら酷い腐った状態で発見し逃げ出し逆に追われる始末で逃げた後に川で
体を洗ったらアマテラス、ツクヨミ、スサノオの3人の神が生まれるなど、最初は夫婦で子供を作ったくせに
何で今度は体を洗うだけで生まれるんだよ、とツッコミたくなる意味不明な糞小説に仕上がっている。

また、アマテラスは天、ツクヨミは夜をそれぞれ治めたらしいが末っ子のスサノオは海を治めなければならないにも
関わらず言うことを聞かず暴れる始末で、それを見た姉のアマテラスはショックで天の岩屋に引きこもりそれが
原因で世界は暗闇に包まれるというアレフガルド状態になり、そこでアメノウズメという女の神が裸で踊ったら
周りが笑い出しそれが気になって覗こうとしたアマテラスを引っ張り出して再び世界は元に戻るという何とも
くだらないストーリーで、その後スサノオは下界に落とされ今度はスサノオが主人公になりヤマタノオロチという
モンスターを倒してクシナダヒメという女と結婚しオオクニヌシなどの無数の神が生まれるが今度はその兄弟で
女を巡って殺し合うなど、神という割にはただの野蛮な人間を描いただけなのはいまいち面白味がない。

更に、その後も何度も同じような争いが起こるなど進歩がなく無駄に長く退屈で、神武天皇という最初の天皇が
誕生し国を統治するがその後も殺し合うのは変わらず死んだ鳥が生き返るなどファンタジー要素も変わらず、
神武天皇は137まで生きただの景行天皇は子供を80人産んだだのと嘘くさく神のお告げにより朝鮮を侵略し出したり
女中が酒を注ぐのを失敗しただけで切り殺そうとしたり泥棒を死刑にしたりその一族の足の筋を切ったりなど
相変わらず野蛮で最後は推古天皇の名前が出て終わるなど、ファンタジーと史実が混じったよく分からない
謎小説でろくなキャラがいないのは魅力がない。
自民党議員やネトウヨは神武天皇は存在したなどと信じているらしいが、こんなトンデモファンタジー本のキャラを
信じているのだからヤバく、仮に史実だとしてこんな野蛮な一族を崇めるのだから終わっていると言えるだろう。

というわけで、色々とつまらないこの小説。
最近でも女系天皇を認めたら日本が終わるなどと言っている意味不明なカルト信者がウヨウヨいるが、日本の
未来が心配ならまずは日本を破壊し続ける反社会勢力の自民党を何とかして欲しいものである。
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