俺的糞小説その3『星の王子さま』

フランスの作家、サン=テグジュペリが書いたこの小説、糞である。

この小説、砂漠に不時着したパイロットが別の星から来たという謎の王子に出会うストーリーなのだが、羊の絵を
描いてとせがまれて絵を描いたらもっと上手く描けと文句を言われたりなぜ薔薇にトゲがあるのかと聞かれて適当に
答えたらキレたり自分の星はすぐに一周できる小さな星でバオバブの木が成長すると星が壊れるから育つ前に刈り
取っている、などのどうでもいい話がひたすら語られるのは退屈で、その後は地球に来るまでに6つの星に立ち寄り
偉そうな王様や自分を崇めて欲しい自惚れ屋、酒を飲むことが恥ずかしい酔っぱらい、5億の星を所有する
ビジネスマンなどに出会ったことが語られるがどのエピソードも面白味がなく街灯をひたすら点けたり消したりする
男や自分で調査しない地理学者など、とにかくまともな登場人物が出て来ないヤバイ糞小説に仕上がっている。

また、地球にたどり着いてからもすぐに主人公に出会ったわけではなくヘビや花やキツネと会話しながら人間を
探していたことが分かるが主人公は水だけで生き延びているが王子はなぜ何も食べず生きているのかは不明で、
結局王子は自分の星に帰ると言い出して砂漠に倒れて消えるという意味不明な方法で星に帰り主人公は自分が
描いた羊は王子の星で花を食べただろうか?とこれまた意味不明なことを考えて終わるなど、中身がなく色々と
糞すぎて全く面白味がない。
作者はバオバブの木を憎んでいるようだが、別にバオバブの木が環境を破壊しているという話は出て来ず何が
したいのか不明で、子供の心を失ってしまった大人を批判しているようだがこんな意味不明な妄想を思い描く
大人の方がヤバすぎると言えるだろう。

というわけで、漫画太郎の同名漫画と同じくつまらない今作。
こんな糞ストーリーが世界中で長い間読み継がれているというのだから謎である。
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