俺的糞映画その79『死刑にいたる病&母性』

このサスペンス映画、糞である。

死刑にいたる病PV
この映画、櫛木理宇の小説が原作のサスペンスで、高校生を24人も殺したという連続殺人鬼が
逮捕されその内1人だけは殺していないと主張しそれを知り合いの大学生が調べていくのだが、
だらだらと聞き込みが始まるのは退屈で調べていく内に大学生の母親が犯人と知り合いで
自分は犯人の息子であると思い込むが本筋とは関係ないだけにどうでも良く、結局殺人鬼の
話は嘘で全部殺人鬼が殺していたというつまらないオチで大学生は犯人の息子ではなく
最後は大学生の彼女がなぜか殺人鬼と同じようなセリフを言って終わるなど、何ともスッキリ感のない
つまらない糞映画に仕上がっている。

母性PV
また、母性は湊かなえの小説が原作のサスペンスで、女子高生が転落死する事件が発生しその原因を
教師が探っていくのだが、そこからなぜか過去になり教師の母親が結婚を決めるシーンから現在までを
だらだらと描くというだるさで、教師とその母親はあまり仲が良くなく母親との関係が原因で教師は
自殺未遂をしたことが描かれるがそれが現在の女子高生転落死事件にどう繋がるのか不明で、最後は
教師が妊娠をするが結局最初の事件が何なのか分からず終わるなど、酷すぎて全く面白味がない。
原作では最初の事件の女子高生と教師を同一人物かのように描く叙述トリックが使われているらしいが、
全くやる意味がなく、まずはこの退屈すぎる糞ストーリーを何とかすべきだろう。

というわけで、共に糞な今作。
もう少しまともな映画を作って欲しいものである。
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