俺的糞映画その77『ピノキオ(実写版)＆美女と野獣(実写版)』

ディズニーアニメを実写化したこの映画、糞である。

ピノキオ(実写版)PV
この映画、時計職人が作ったピノキオという人形が妖精の力で人間のようにしゃべったり動き出すストーリー
なのだが、ピノキオのデザインはアニメと同じくせになぜか妖精が短髪の黒人になるという意味不明な改変が
なされる始末で、コオロギは無駄にリアルなＣＧで気持ち悪くキツネとネコの悪役もリアルすぎて魅力がなく、
学校に行ったら人形だからと先生に蹴り飛ばされたり人形劇の歌が下手だったり演出がいまいち劣化していたり、
いらない新曲が加わっていたり暗いシーンは暗すぎて見にくくくじらのデザインも全然違っていたりなど、
何ともコレジャナイ糞映画に仕上がっている。

美女と野獣(実写版)PV
また、美女と野獣は魔女により野獣の姿に変えられた王子が薔薇の花びらが落ちるまでに真実の愛を見つけるという
ストーリーなのだが、野獣は角がやたら長く眉毛が太くなく耳も違うなど原作に似せる気がなく、ベラという
娘の父親が城に不法侵入したということで捕らえられその身代わりにベラが城に住むことになり家具に
変えられた家来や野獣と親交を深めていくが野獣の顔がリアルで不気味なだけにこれで本当に互いに好きに
なるのか？という疑問点しかなく、ミュージカルシーンもあるが序盤の曲以外は良いものがなく最後は
民衆が野獣を殺しに行くが家具に撃退され、リーダー格の男が野獣を撃ち殺そうとするがなぜか死なず
ギリギリ人間に戻り傷もなくなるという謎現象で結局王子を野獣にした魔女の正体は謎のままで盛り上がりが
ないなど、これまたいまいち面白味がない。
そもそも野獣の家来まで呪いをかけるなよ、という感じだが、恋愛映画なら感動できる内容にして欲しい
ところだろう。

というわけで、共に糞な今作。
もう少し面白い映画を出して欲しいものである。