俺的糞映画その73『RUN／ラン＆キラー・ジーンズ』

このホラー映画、糞である。

RUN／ランPV
この映画、車椅子で生活する少女とそれを介護する母親を描いたスリラー映画なのだが、母親が出す薬を
飲んで暮らすがそれが実は犬用の薬で人間が飲むと足が麻痺するということが分かり、部屋に監禁され脱出
しようとするがまた連れ戻され、部屋にあった新聞記事から実は本当の子供ではなく子供を難病で亡くした
母親が新生児をさらう事件が起きていたことを知りそれが自分であることを確信するが隠したいくせにそんな
記事をなぜ置いていたのか謎で、あくまで娘を育てたいだけで殺そうとはしないだけに恐怖感は薄く、最後は
自殺未遂をして病院に運ばれ母親が無理やり病院から連れ出そうとしたところを警察が撃って捕らえてようやく
開放され、数年後に母親が警察の病院で寝たきりになり面会した娘が犬用の薬を飲ませて復讐していたことが
描かれ終わるのはまあ良いが全体的に恐怖感が薄いのはいまいち面白味がない。

キラー・ジーンズPV
また、キラージーンズはジーンズが人を殺すという謎のホラー映画なのだが、ジーンズを履いた人間が殺されて
いくがジーンズなだけにいまいち怖さはなく、序盤は次々殺されていくが中盤以降は恐怖シーンが少なく退屈で、
殺人ジーンズは機械に巻き込まれて死んだ少女の呪いのような存在で企業に復讐するのが目的らしいがジーンズが
勝手に歩き出し踊り出すなど馬鹿っぽく、腐敗した企業体質を守ろうとする男が暴走しなぜか従業員を殺し始め
それをジーンズが逆に助けるなど謎展開で最後は何も解決せずいきなり終わるなど、これまたいまいち面白味がない。
キラートマトという映画も昔あったが、主人公を助けるような要素はいらず、もう少し恐怖感が欲しいところだろう。

というわけで、共に糞な今作。
もう少し面白いホラー映画を出して欲しいものである。