俺的糞映画その57『キャビン＆ソウ』

このホラー映画、糞である。

キャビンPV
この映画、山荘に止まった男女が謎の化け物に襲われるというホラー映画なのだが、なぜかその様子は
モニターによって監視されていて客が視聴している番組だったことがすぐに明かされるなど緊迫感がなく、
何人かが殺されるが生き残りが地下に続くエレベーターを見つけてしまいスタッフが慌てるのは馬鹿っぽく、
黒幕側が用意した他の化け物が色々登場するが人間ではないファンタジーでしかもスタッフが次々殺されて
いくなど意味不明で、最後はその番組自体が生贄を捧げるための儀式でそれによって人類が救われるという
トンデモなことを黒幕が言い出すが逆に反撃されて黒幕が殺され、結局黒幕が言った通りに謎の巨大な化け物が
復活し終わるなど、何ともつまらない糞映画に仕上がっている。

ソウPV
また、ソウは監禁され足を鎖に繋がれた２人の男が脱出を目指すというストーリーなのだが、他の被害者や
犯人を追う警察などの過去シーンがちょくちょく入るのは邪魔くさくいまいち緊迫感がなく、糸鋸を発見し
鎖を切ろうとするが失敗し遂には一人が足を切断して逃げもう一人は時間切れで脱出に失敗するが最初の
時点で鎖を外すカギが流されているのは理不尽で、最後は部屋の真ん中にあった謎の死体が起き上がり
ゲームオーバーと言って終わるなど、デスゲームの割にはゲームになっておらず余計なシーンが多いのは
面白味がない。
何時間もずっと死体の振りをしていた犯人も馬鹿っぽいが、もう少しテンポ良く色々なデスゲームに挑んで
進んで欲しいところだろう。

というわけで、共に糞な今作。
もう少し面白い映画を出して欲しいものである。