俺的糞映画その51『キャラクター＆火花』

菅田将暉主演のこの映画、糞である。

キャラクターPV
この映画、漫画家を目指す主人公がスケッチのために立ち寄った家で一家惨殺死体を発見するというサスペンス
ストーリーで、主人公は犯人を見たにも関わらずなぜか警察には見ていないと言い別の男が逮捕され、その
事件を元に真犯人の顔を出したサスペンス漫画を描いたら連載が決まりヒットし、今度は真犯人がその漫画の
通りに殺人を犯していくのだが、真犯人がファンとして接触して来るがなかなか警察に言わないのは意味不明で、
ようやく警察に全てを話すが顔が分かっていて防犯カメラでも確認しているにも関わらず捕まえられないのは
不自然で、調べていた刑事の一人が殺され主人公が漫画で自分が殺される描写を描くことで犯人をおびき出す
作戦を実行するが犯人が場所を変えたせいか警察が間に合わず本当に主人公が刺されるという馬鹿っぷりで、
一応命は助かり反撃して犯人は捕まるが犯人が他人の戸籍を使っていたことが分かるぐらいで特にオチはなく
終わるなど、何ともつまらない糞映画に仕上がっている。

火花PV
また、火花はお笑い芸人の又吉直樹の小説を映画化した作品で、売れないお笑い芸人を描いたストーリーなのだが、
ひたすらだらだらとつまらないネタや居酒屋でのどうでもいいトークを見せられるなど退屈で、相方が辞めると
言ってコンビを解消し花火大会で知り合った先輩に一緒にやろうと言われるが主人公はあまり乗り気じゃない
感じで結局どうなったのか分からず終わるなど、とにかく中身がなさすぎて全く面白味がない。
この原作が第153回芥川龍之介賞受賞作というのだから賞自体が糞という感じだが、せめて新しいコンビで
人気が出ていくような盛り上がりのある展開が欲しいところだろう。

というわけで、共に糞な今作。
もうすこし面白い映画を出して欲しいものである。