俺的糞映画その49『テリファー＆サスペリア(2018)』

このホラー映画、糞である。

テリファーPV
この映画、ピエロのような男に次々人々が殺されていくホラー映画で、生首にされてキャンドルにされたり
体を真っ二つにされたりなどえぐい殺し方が特徴的なのだが、閉鎖された場所ではなく単なる町中で殺される
だけでいまいち緊迫感がなく、主人公のようなものがおらず最後は警察に銃を突きつけられたらあっさり
自分の銃で自殺する始末で、それでもなぜか生きていたり結局そのままで中途半端に終わるなど、何とも
つまらない糞ホラーに仕上がっている。

サスペリア(2018)PV
また、サスペリアは舞踊団へ入学した少女達が不可解な死を遂げていくというホラー映画のリメイクなのだが、
原作では最初にめった刺しにされ首を吊るされて死ぬ壮絶な死が描かれたがそれがなくなるというつまらなさで、
その後も事件がなかなか起きず退屈なシーンが多く怖さがなく、ダンスの練習中に体が捻れて死ぬ事件が起きるが
無駄に長いだけで凄さはなく原作の針金で死ぬ特徴的なシーンもなく最後は主人公が魔女として目覚めて
他の魔女一味を謎の力で殺して終わるなど、色々と糞すぎて全く面白味がない。
これのどこがリメイクなのか知らないが、アレンジするにしても原作の印象的な部分は入れるべきだろう。

というわけで、共に糞な今作。
もう少し面白い映画を出して欲しいものである。