俺的糞映画その46『幽幻道士 キョンシーズ１＆２』

このキョンシー映画、糞である。

幽幻道士 キョンシーズ
この映画、キョンシーというゾンビのような化け物と戦うホラーアクションで、大道芸人の親方と旅をしていた
４人の子供がイタズラをしてキョンシーをマンホールに落とすがそれが原因で札が剥がれて人々を襲い親方が
襲われて死にキョンシーになり戦うという展開で、アクロバティックなカンフーアクションは良いのだが、
道士というキョンシー退治の専門家のじいさんが戦うが親方がいじめられていると言ってそれを子供達が
邪魔するのはうざく、道士の孫娘でテンテンという少女も術などで戦うが勝てず、４人の子供を白塗りの
化粧で特別霊魂という状態にして戦わせて勝つが急激に強くなるのは謎で、最後はカンフーではなく謎の
ビームであっさり倒すなど、何ともいまいちな糞映画に仕上がっている。

幽幻道士 キョンシーズ２
また、２は逃げ出した親方キョンシーなどとまた戦うストーリーなのだが、テンテンのダンスや西洋人の謎の
入浴シーンなどがあるがバトルが少なくいまいち退屈で、テンテンが親方キョンシーと戦っていたらまた
４人の子供が邪魔をするという学習能力のなさでうざく、そのせいで子供の１人が噛まれて死にキョンシーと
化し襲いかかるがなぜか理性を取り戻しキョンシーと戦うのは謎で、結局３人の子供がまた特別霊魂に変身し
今回はカンフーっぽく戦うが画面が暗く見にくくなぜか今回は倒せず、最後はキョンシー化した子供が爆弾で
特攻して終わるという後味の悪さでこれまたいまいち面白味がない。
そもそもお札を貼るだけで動きが止まるなら早く貼れよ、という感じだが、メインキャラが馬鹿なせいで
余計ピンチになるのはやめて欲しいところだろう。

というわけで、共に糞な今作。
キョンシーズ２はファミコンでゲーム化もされたが、おつかいが酷くキョンシーとなかなか戦えない再現度の
低い糞ゲーなのだから勘弁して欲しいものである。