俺的糞映画その42『スウィートホーム』

伊丹十三製作総指揮、黒沢清監督&脚本によるこのホラー映画、糞である。

この映画、フレスコ画家の間宮一郎が最後に作った壁画が眠るという屋敷をテレビの取材班が調査するという
ストーリーなのだが、霊が乗り移ったような女が死体を掘り起こしたりするが事件が起きるまでが長く退屈で、
中盤辺りでようやく巨大な影に襲われて体が焼けて千切れたり斧が突き刺さって死んだりと惨劇が巻き起こるが
その後はまた退屈なシーンが続くというつまらなさで、結局子供を亡くしおかしくなり自殺した間宮夫人の霊が
黒幕ということが判明するが子供の死体を渡したらあっさり大人しくなるなど、最初からやれよ的な結末で
恐怖感もいまいちなのは面白味がない。
歌手のNOKKOやアナウンサーの古舘伊知郎が出演しているのが謎だが、この無駄なシーンの多いテンポの悪い
構成はもう少し何とかすべきだろう。

というわけで、色々と糞な今作。
ファミコン版も糞だったが、もう少し面白いホラー作品を作って欲しいものである。
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