俺的糞映画その37『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』

大ヒットしたこのアニメ映画、糞である。

劇場版 鬼滅の刃 無限列車編PV
この映画、主人公と仲間達が任務で列車に乗り、列車の中で弁当を食ってうまいを連呼する煉獄という変な男と
一緒に鬼と戦うという原作の７、８巻の一部を抜き出したストーリーなのだが、敵のボスの能力であっさり
眠らされ故郷の夢を見たりするが日常生活がだらだらと続いたり父親がどうだのと無駄に長くそこではバトルが
発生せず退屈で、ギャグっぽいシーンも多いが全く笑えるポイントがなくなぜか眠らなかった主人公の妹が
主人公を起こそうとするが目覚めるまでが長く、ようやく主人公が目覚め仲間を起こしボスとのバトルが始まるが
ボスとの会話が長く早く戦えよ！と言いたくなるうざさで、バトル内容も眠らされてすぐに起きるの繰り返しで
駆け引きがなく、敵の首を切っても死なず汽車全体が敵ということが判明し仲間と一緒に触手のようなものを
切りまくり鬼の首を切断して倒すがまた別の敵が現れるという謎構成で、今度は煉獄が戦うがこっちのバトルは
多少ましだが煉獄が負けて死に敵が逃げて終わるという中途半端さで死ぬ割には最後のセリフがやたら長いなど、
普通にテレビアニメでやれよ、と言いたくなるだけでわざわざ映画にした意味も感じられないのは面白味がない。
ジョジョ３部の夢を操る敵との戦いは面白かったが、このテンポの悪さやつまらないバトルは何とかすべきだろう。

というわけで、色々と糞な今作。
こんな糞映画が日本歴代興行収入第１位というのだから終わっていると言えるだろう。