俺的糞映画その22『斉木楠雄のΨ難』

ジャンプ漫画原作のこの実写映画、糞である。

斉木楠雄のΨ難PV
この映画、色々な超能力を持つ高校生の学園生活を描いたコメディなのだが、ドッジボールをしたり文化祭では
変わった石を集めて展示したり熱血高校生や中二病の男、心の中が黒い美少女、元ヤンなことを隠す男など色々な
キャラが登場するがギャグがいまいち面白味がなく退屈で、主人公は無表情で感情もないだけにツッコミが単調で
手品シーンがだらだらと長かったり中二病男の茶番劇を見せられたりなど、何ともつまらない糞映画に仕上がっている。

また、俳優は原作に近いものの滑舌がいまいちで橋本環奈はかすれ声なだけに聞き苦しく、後半はメガネを失った
ことで石化能力が発動したり頭に刺さった謎のピンが抜かれて力が暴走したりするが特に盛り上がりはなくあっさり
終わるなど、いまいち面白味がない。
そもそも原作もいまいちなのでしょうがないが、やはりツッコミ役が無表情で無感情なのは面白味がなく、もう少し
ギャグの質も何とかすべきだろう。

というわけで、色々とつまらない今作。
漫画の方はようやく連載が終了したが、これに限らず今のジャンプはなかなか終わらない銀魂、戦闘もキャラも
つまらない僕のヒーローアカデミア＆鬼滅の刃＆ブラッククローバー、トンデモストーリーに無理矢理科学を
取り入れたドクターストーン、ひたすら子供達が脱走したり化物と戦う約束のネバーランド、休載ばかりな上に
話も分かりにくすぎるHUNTER×HUNTERなど、ろくなものがないのだから何とかして欲しいものである。