俺的糞映画その21『アウトレイジ 最終章』

北野武が手掛けたこの映画、糞である。

アウトレイジ 最終章PV
この映画、北野武が演じるキレやすい用心棒が主人公のヤクザ映画なのだが、序盤はヤクザの男ともめたりするが
特に何も起きずだらだらとどうでもいい会議を見せられたりなど肝心のアクションシーンがなかなか発生しないと
いうつまらなさで、後半はようやく銃撃戦や地面に頭だけ出して車に轢かれる処刑などが始まるがいまいち内容が
薄く最後も唐突に終わるなど、何とも見所のない糞映画に仕上がっている。

また、俳優もピエール瀧やネプチューンの原田などヤクザっぽくない人間ばかりで凄みがなく、結局ストーリーも
韓国マフィアの手下を殺害してしまったヤクザが報復を受けるという内容でそれに幹部同士の思惑が絡むが無駄に
複雑なだけで盛り上がりがないなど、全く面白さというものがない。
そもそも前作のビヨンドもつまらなかったが、初代アウトレイジは歯医者のドリルを口に突っ込んだり箸を耳に
突っ込むなどのエグいシーンが良かったわけで、ヤクザ映画ならもっと極悪な暴力を描くべきだろう。

というわけで、つまらなすぎるこの映画。
ビートたけしは最近事務所を独立したが、映画も芸人としてもつまらないだけにそろそろ引退して欲しいものである。