俺的糞映画その20『メアリと魔女の花』

元ジブリスタッフが設立したスタジオポノックが制作したこのアニメ映画、糞である。

メアリと魔女の花PV
この映画、メアリという少女が謎の猫を追い森でホウキを見つけて空中に浮遊する魔法の大学に導かれるという
ストーリーなのだが、そこで魔女として勉強をするのかと思いきや人質を取られて魔力を持った花を持って来いと
言われてすぐに大学側と対立する流れになるのは駆け足すぎていまいちで、花の力で戦えばいいものをあっさり
捕まったりすぐに花を取られたり魔女対魔女の魔法対決のようなものもないなど、何ともつまらない糞アニメに
仕上がっている。

また、主人公は眉が太く髪もぼさぼさでいまいち魅力がなく魔法の大学のくせに科学の描写が多く、結局実験の
失敗により生まれた化物が暴走するがろくに戦うこともなく終わるなど、見所がなさすぎていまいち面白味がない。
そもそも学校側と対立するにしてもせめて魔法の学校である程度勉強してからにすべきであり、せっかく魔女が
主役なら迫力のある魔法バトルを描いて欲しいところだろう。

というわけで、色々と糞な今作。
監督・脚本は思い出のマーニーの米林宏昌らしいが、もっと面白いアニメを作って欲しいものである。