俺的糞映画その17『デスノート Light up the NEW world&進撃の巨人』

漫画原作のこの実写映画、糞である。

デスノート Light up the NEW world PV
この映画、原作のその後を描いたオリジナルストーリーで、今回は6冊のデスノートを巡りキラの使者を名乗る者や
Lの後継者が争奪戦を始めるという内容なのだが、序盤の無差別殺人以外は小さな事件ばかりで盛り上がりがなく
探偵役であるLの後継者が言動も見た目も魅力がない上に犯人との頭脳戦もほとんどないというつまらなさで、最初の
長い外国人の描写は必要性がなく犯人はなぜかすぐにLを殺さなかったり所有権を放棄したり探偵が犯人を庇い出したりと
行動が意味不明で最後も中途半端に終わるなど、何ともいまいちな糞映画に仕上がっている。

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN PV
また、進撃の巨人は人間が巨人と戦うアクションで、戦闘部隊に入隊した主人公達が剣と空中を自在に飛び回れる装置を
使って戦って行くのだが、最初の巨人はCGでリアルなものの他は単にでかい人間なだけに嘘くささが強く顔も馬鹿っぽ
すぎてギャグにしか見えず、バトルが始まるまでが長く無駄なシーンも多く退屈で肝心のアクションシーンもいまいち
スピード感がなく、なぜかリヴァイがおらずシキシマというオリジナルキャラがいたり原作ではミカサはエレン一筋という
感じだがそのシキシマとイチャイチャし出したりエレンが負傷しても見捨てるなど、原作改変も酷すぎて非常にヤバイ。
監督によれば巨人がCGではないのはお金が掛かるかららしいが、原作者自体が漫画やアニメとは違うものにして
欲しい、などと言っているのだから終わっていると言えるだろう。

というわけで、共に糞な今作。
最近はやたら漫画原作の実写映画が増えているが、ジョジョと東京喰種の実写映画は興行的にもコケたということで、
こういうくだらない実写化はそろそろやめて欲しいものである。
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