俺的糞映画その16『20世紀少年』

浦沢直樹の漫画原作のこの映画、糞である。

20世紀少年 第1章 終わりの始まりPV
この映画、謎の宗教団体の野望をコンビニ店長である主人公とその幼馴染が阻止しようとするというストーリーで、
小学校時代に秘密基地を作って遊んでいたメンバーが作った予言の書の通りに事件が巻き起こり、空港が爆破されたり
教団が政治を支配し巨大なロボットが現れ細菌兵器がバラ撒かれたりなどどんどんスケールが大きくなっていくのだが、
3部作で無駄に長く回想シーンやどうでもいいバンドの演奏シーンが長いなどテンポが悪く、結局1章では教祖の正体は
分からず中途半端に終わるなど、何ともつまらない糞映画に仕上がっている。

20世紀少年 第2章 最後の希望PV
20世紀少年 最終章 ぼくらの旗PV
また、2章では15年後が舞台になり前作の主人公の姪が主人公になったのだが、大爆発が起きた割にはなぜか生きて
いたりと謎でその説明もなく中国マフィアの抗争や狙われるニューハーフとそれを守る刑事などどうでもいい展開が
だらだらと続くというつまらなさで、英雄がテロリスト扱いされて民衆が洗脳されていくがなぜか過去を再現した
バーチャル世界に入り込んだり死んで復活したり結局また何も分からなかったり、最終章ではようやく教祖の正体が
判明するがいまいちしっくり来ずいつの間にか世界大統領になっていたりかつての主人公は変な歌を歌い出したりなど、
色々と糞すぎていまいち面白味がない。
原作もだらだらと無駄に長かったが、これなら第1章の最後でともだちを倒して終わった方がまだましだっただろう。

というわけで、漫画と同じくいまいちな今作。
現実でも諸悪の根源である自民党が支持されそれを追求する野党が批判されネットでは反日テロリスト扱いされるなど
漫画のようなことが起こっているが、詐欺集団に簡単に洗脳されるのだからいい加減にして欲しいものである。
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