俺的糞映画その11『シン・ゴジラ』

エヴァの庵野秀明が手掛けたこのゴジラ、糞である。

シン・ゴジラPV
この映画、突如日本に出現した謎の巨大生物に日本政府が立ち向かうストーリーで、駆除すべきか捕獲すべきか、正体は
何なのかなどを官邸で話し合ったり、「上陸はありえません」などと発表した後に上陸して建物が破壊されたりと後手後手の
日本政府の対応を批判するような内容はまあ良いのだが、政府関係者のミーティングばかりでゴジラと自衛隊の戦いが
なかなか始まらないのは退屈で、その後はようやくバトルが始まるが歯が立たず次は凍結作戦を実行する流れになるが
そこまでがまたやたら長いなど、何ともテンポが悪く盛り上がりのない糞映画に仕上がっている。

また、ゴジラのデザインが今までと違い赤茶色で目も真ん丸で格好良さがなく、途中からは形態が変わって従来風には
なるがいまいちで、結局最後はビルや電車を突っ込ませて転んだ所を凝固剤を注入して終わるだけで地味でゴジラの
動きが少ないのはいまいち面白味がない。
そもそもゴジラ単体を出しても戦う相手がおらず面白味がなく、こんな会議ばかりでなくもう少しアクションシーンを
増やして欲しいところだろう。

というわけで、色々といまいちな今作。
エヴァを放置しながら別の映画を作っているのだからふざけているが、エヴァも前作が酷かっただけにどうせまた次も
説明不足の意味不明なストーリーになるに違いない。
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