俺的糞映画その6『ピクセル』

パックマンなどのゲームキャラが登場するこの映画、糞である。

ピクセルPV
この映画、ある日地球がゲームキャラに襲われ、それに対抗するためにかつてゲームが上手かった中年達が戦うという
ストーリーで、パックマンやドンキーコング、ギャラガなどクラシックゲームのキャラが色々登場するのは良いのだが、
戦闘以外のシーンがやたら長く退屈で、どうでもいい中年の恋愛が語られるなど、何ともコレジャナイ感の強い
残念な映画に仕上がっている。

また、銃で戦うバトルはセンチピードというHAL研が移植したミリピードに似たマイナーゲームでいまいち面白味がなく、
パックマンは車に乗ってひたすら追うだけでこれまた微妙で、最後のドンキーコングはタルをジャンプでかわしたり
ハンマーで壊しながら上を目指すというゲームに近い内容だがそれを人間がやったところでシュールなだけで盛り
上がりはなくなぜかハンマーを投げてドンキーコングを倒すという適当ぶりで、他はQバートというこれまたマイナー
なゲームのキャラがやたら登場したり、レディ・リサという女キャラは架空のゲームのオリジナルキャラだったり、
結局最後も地球を襲った異星人の説明はろくになく終わるなど、色々と酷すぎていまいち面白さというものがない。
ゲームキャラが街を襲うという設定はインパクトがあるが、それなら人間側はマリオなどのヒーローキャラで対抗して
欲しいところであり、こんな退屈なシーンはいらずコメディならテンポ良く笑える作品にして欲しかったところだろう。

というわけで、何ともつまらない今作。
ディズニーのシュガーラッシュもいまいちだったが、ゲームキャラを出すならもう少しお祭り感のある面白い映画に
仕上げて欲しいものである。
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