俺的糞映画その4『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』

のび太のスペースヒーローズPV
35作目となるこのドラえもん映画、糞である。

この映画、今回はのび太が人気ヒーロー番組に憧れて自分でヒーロー映画を作るというストーリーで、序盤はドラ
えもんの道具で作った怪獣と戦い、その後はチンプイのような顔の宇宙人と一緒に別の星で宇宙海賊と戦うという
流れなのだが、アクションはしょぼくスピード感や迫力もなく、のび太はあやとりで戦うばかりでほぼ役に立たない
など、何とも爽快感のないつまらないアクション映画と化している。

また、その星の文化を学ぶような要素も薄く冒険感もなく、謎や意外な展開など何もないというつまらなさで、最後も
あっけなく終わるなど、見どころがなさすぎて全く盛り上がりがない。
ドラえもんをヒーローアクションにするという時点で間違っているが、道具の力を借りているならもっと迫力のある
凄いアクションが欲しいところであり、感動を呼び起こすようなシリアスな展開も入れて欲しかったところだろう。

というわけで、今回は大ハズレだった今作。
次回作はあのギガゾンビが出る日本誕生のリメイクらしいが、あれも後半はあっけなくいまいちだっただけに、より
面白く生まれ変わらせて欲しいものである。
inserted by FC2 system