俺的微妙映画その8『ゴーストバスターズ(2016年版)』

シリーズ3作目のこのゴーストバスターズ、微妙である。

ゴーストバスターズPV
この映画、今回も幽霊退治を請け負う会社の社員が謎の機械でゴーストを捕まえるストーリーで、今回はなぜか主人公が
4人のオバチャンになったのだが、ゴーストと戦う迫力のシーンはまあ良くネオンのような美しいゴーストのCGや
後半の銃を撃ちまくって倒すゴースト無双的アクションやマシュマロマンもどきの敵、お馴染みの大食いモンスター、
ロゴに描かれた白いモンスターが登場するなどなかなか良い出来に仕上がっているのだが、前半は受付を雇うために面接を
したり機械のテストをしたりとゴーストとのバトルが少ないのはいまいちで、いつものテーマソングはアレンジ版が流れ
たりすぐに終わったりと普通バージョンがほとんど流れないのは何とも残念なものがある。

また、吹き替え版は主役の2人が友近と渡辺直美でそこまで下手ではないがいまいち棒読みだったり、コメディの割には
あまり笑えるシーンがなくキャラの魅力が薄いのはいまいち面白味がない。
そもそもなぜ女にしたのか知らないが、もう少しバトルを前半にも入れるべきであり、キャラ同士の面白い掛け合いを
入れて盛り上げるなど、もう少しコメディとしての楽しさが欲しかったところだろう。

というわけで、悪くはないがいまいちな今作。
グーニーズやグレムリンの新作はいつ完成するのか知らないが、前作を超える面白い作品に仕上げて欲しいものである。
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