俺的微妙映画その５『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』

シリーズ７作目のこのスターウォーズ、微妙である。

スター・ウォーズ／フォースの覚醒PV
この映画、今回はエピソード６から30年後が舞台で、帝国の残党がファースト・オーダーという組織を作りルーク抹殺の
ために各地を襲うというストーリーで、地図を託されたロボットや主人公の少女、帝国を裏切った兵士の男、ハンソロ
などが共に帝国と戦って行くのだが、序盤の空中チェイスシーンや後半のシューティングシーンは迫力がありまあ良い
ものの他はモルボルのような化物に襲われるぐらいで全体的に無駄な間が多くテンポが悪いのはいまいち面白味がない。

また、ダースベイダーに似たような悪役も登場するがデザインがいまいちで、後半のライトセーバーでのバトルは
悪くはないがあまり強くなく、結局最後もブツ切れ状態で終わるのは内容が薄すぎて何とも納得がいかないものがある。
今回も３部作らしいが、こんな水増しをするならもう少し無駄なシーンをなくしてテンポを良くすべきであり、そもそも
普通の映画と同じく１作にまとめるべきだろう。

というわけで、色々といまいちな今作。
次回作は2017年12月、その次は2019年と遥か先で内容も忘れてそうだが、１話完結の続編ならともかく分割商法は
そろそろやめて欲しいものである。