俺的糞ゲーその954『東京魔人學園剣風帖』

シャウトデザインワークスが開発したこのノベルADV、糞ゲーである。

東京魔人學園剣風帖プレイ動画
このゲーム、魔人学園という高校に転校して来た主人公が仲間と共に色々な事件を解決していくノベルADVなのだが、
カラス使いや夢を操る女などの能力者とひたすら戦うぐらいで特に面白味はなく、キャラとの会話では選んだ感情に
よって好感度が上下し仲間になるキャラが変わるが喜怒哀楽程度にすればいいものを無駄に８種類もあってわかり
にくく、しかもその入力を８つのボタンに割り当てたせいで通常の文字送りをＲボタンでやらなければならないという
糞っぷりで、PS版のキャラ絵は設定画をスキャンしたような汚さで特にキャラも魅力がないなど、何ともつまらない
糞ADVに仕上がっている。

また、読むだけではなく途中で斜め視点のシミュレーションRPGのような戦闘があるのだが、戦闘の演出はイラストが
少し動く程度で全く面白味がなく、オフにできるのは良いがそれでもいまいちテンポが悪く序盤から敵がやたら強く
ダメージを受けるたびに吹っ飛ばされたりすぐに状態異常で操作不能になったりと糞バランスで、行動力という概念が
あって移動で多く使うと攻撃ができなくなるなど、とにかく糞すぎて全く面白味がない。
こんな糞戦闘にするならない方が良く、能力者と戦うストーリーなら普通にアクションにすべきだろう。

というわけで、ストーリーもシステムもバランスも糞な今作。
それでも色々と続編が出ているようだが、最新作の魔都紅色幽撃隊は評判も悪いということで、このままひっそりと
終了して欲しいものである。