俺的糞ゲーその95『デュープリズム』

デュープリズム
主人公を２人から選べたり、モンスターに変身できるこのゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、キャラのモデリングは今見てもよくできているのだが、アクションがひどい。
攻撃モーションは剣を適当に振っているような感じで楽しくなく、特徴である敵への変身も、
大したアクションはできず、単に仕掛けを解くためのものと化している。
また、足場の端に行くと乗れずに落ちてしまうというバグレベルの仕様があり、
足場を乗り継いでいくシーンなどでは理不尽に下に落とされ、やり直しをさせられる。
同じスクウェアの武蔵伝もひどかったが、あれからあまり進歩が見られない。
むしろ、キャラと世界観を変えたらこーなった、という感じである。

ストーリーも、人形がどうのこうのという盛り上がらない展開で、
ダンジョンにはほとんどセーブポイントがなく、コンティニューはメダルがないとできない
といういらない仕様のため、気軽に遊ぶことすらできない。
ルウ編は何とかクリアしたものの、ミント編はもうやる気をなくしてしまった。

しかし、アクションが駄目駄目だったスクウェアも、今ではキングダムハーツやディシディアなど、
まともなアクションを作れるようになり、大分進歩したと言える。
その分、純粋なRPGを作るセンスがなくなってしまったのは非常に残念だが、
ヴェルサスも零式もアクションRPGということで、アクション部分だけは良いものになるかもしれない。