俺的糞ゲーその87『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスプレイ動画
ゲームキューブとWiiで発売されたこのゲームだが、糞ゲーである。

このゲーム、当初はゲームキューブ最後の大作として発売される予定だったが、Wiiの販売促進のために
Wiiでも発売。しかも、ゲームキューブ版は通販専用というひどい待遇での発売となった。
おかげでゲームキューブ版は値引きされず、プレミア化したためにWii版をやる破目になったが、
やはり操作がひどい。剣を振るのにリモコンを振る、回転斬りはヌンチャクを振る、という典型的な
Wiiの糞操作となっている。

そして今回、狼に変身できるのだが、できるのは攻撃とダッシュと魂との会話ぐらいで、
アイテムは使えず、特に面白みもなく、これでは何のための変身かわからない。
しかも、狼パートでは蟲退治という、マップ上にある蟲を全て探し出して殺す、という作業もあり、
余計にいらないものとなっている。

また、ゼルダと言えばテンポの良いダンジョンの謎解きの面白さだが、今回も3Dなだけに非常にテンポが悪い。
箱を押す、爆弾を運ぶ、目的地への移動など、3Dのために全てがもっさりで余計な手間が掛かる。
だからと言って3Dならではの楽しい仕掛けなどもなく、あるのはアイアンブーツで天井をもっさりと歩いたり、
部屋をひたすら見回してクローショットで進める場所を探す面倒なダンジョンなど、ろくなものはない。
他にも、ルピーが最初からあまり持てなかったり、ハートの欠片が５分割になったり、馬に乗りながら敵を
追い払うやりにくい馬車護衛、落ちたら最初からやり直しのスノボーもどき、面倒な天空文字探しなど、
うざい要素が満載である。

せっかく、風のタクトの猫目リンクから普通のリンクに戻って格好良くなり、ミドナという生意気だが憎めない
キャラが登場するなど、キャラは良くなったのだが、ゲーム内容はひどいの一言。
世界観やストーリーもやたら暗く、影の世界ばかりで解放感がない。
出すたびにつまらなくなっていくゼルダシリーズ、今後もファイナルファンタジーのように劣化具合で
楽しませてくれることだろう。