俺的糞ゲーその86『The 3rd Birthday』

パラサイト・イヴシリーズ第3弾のこのゲームだが、糞ゲーである。

このゲーム、システムが一新され、カバーアクションができるなど、洋ゲーによくあるTPS風に
なったのだが、やたら難易度が高い。
難易度は選べるものの、イージーモードでさえ敵が固く、敵の数もやたら多い。
そして、ボスがやたらと即死攻撃をしてくるため、頻繁にゲームオーバーになる。
これのどこがイージーモードなのか、全くわからない。
また、ストーリーはFF13の鳥山求なだけに意味不明で全く面白くない。
ムービーはいつも通り綺麗で、戦闘システム自体は1や2よりよくなっているだけに、
この意味不明なゲームバランスとストーリーは全てをぶち壊している。
3章まで頑張ってやってみたが、あまりのつまらなさにすでにやる気が失せてしまった。

このゲームに限らず、最近はやたら難易度が高いゲームが多い。
FF13、世界樹の迷宮、デモンズソウル、モンスターハンターなど、どれも頻繁にゲームオーバーになる。
一時期、最近のゲームは簡単すぎる、と言われた反動なのかもしれないが、
完全に極端な方向へと向かっている。
そして、逆に、昔は難しいと言われていた洋ゲーが、今では遊びやすく、簡単になっていたりする。

ゲームを難しくするのは簡単である。将棋ゲームのようにAIを賢くするのは難しいが、
アクションやRPGであれば、セーブや回復ポイントを減らし、敵のHPや攻撃力を上げればいい。
しかし、簡単すぎず、難しすぎず、という丁度良い難易度を作り出すのは難しい。
それらを解決する簡単な方法が、イージー、ノーマル、ハードなどの難易度変更システムなのだが、
どうやらそれを理解していない開発者が多く、「イージーでも歯ごたえを楽しめるように」などと言って、
結局はイージーも難しくしてしまう者が多いのは、どうにかして欲しいものである。
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