俺的糞ゲーその843『STELLA GLOW』

ステラグロウPV
イメージエポックが開発したこのシミュレーションRPG、糞ゲーである。

このゲーム、基本はタクティクス系のシミュレーションRPGで攻撃すると画面が切り替わって戦闘の演出が見れる
というファイアーエムブレム方式のシステムが合わさったゲームなのだが、キャラは３頭身でモーションもいまいち
格好良さがなく結局はタクティクス系の演出のつまらない戦闘と大して変わらず、ターンは素早さ順のせいで動かし
たくないキャラも毎回行動が回って来るのがうざく、アニメーションをオフにしても敵の行動に無駄な間が多く
テンポが悪いなど、何とも遊びにくくうざいシミュRPGに仕上がっている。

また、ストーリーは村を救うために魔女を探すというまあ普通のものだが、魔女の心の中に入ってキャラの横に
移動する調律は蛇足で、難易度は選べない上に雑魚が無駄に固く強く、やはり斜め視点なために見にくく障害物が
多く敵の隣まで行くのが大変だったり、攻撃範囲のでかい武器は仲間にも攻撃が当たったり、魔法はMPが少なすぎて
あまり使えなかったりなど、とにかく糞要素が多く面白味がない。
なぜこれほどテンポが悪いのか知らないが、これならせめて倍速機能ぐらいは付けるべきであり、やはりスピード順
より自分のターンと敵のターンが交互に入れ替わる方が進行がスムーズでやりやすく、せっかく画面切り替え式の
戦闘にするならもう少し演出を頑張って欲しかったところだろう。

というわけで、最後まで糞だったイメージエポックゲーム。
結局王道JRPGと呼べるものは一本も出なかったが、JRPGを復興させたいという意気込みだけは良かっただけに、
他のメーカーはその意志を継いで面白いRPGを作って欲しいものである。