俺的糞ゲーその83『ファイナルファンタジー13 アルティメットヒッツインターナショナル』

英語ボイスになり、イージーモードが加わったこのゲーム、糞ゲーである。

PS3版はやたら敵が固くて強く、ひどいゲームバランスのゲームであったが、
今回のイージーモード搭載により、戦闘が多少改善され、普通に戦っているだけでブレイクしやすくなり、
序盤はサクサク進み、テンポが良くなっている。
しかし、やはり6章辺りからは固い敵が多く、ボス戦では無駄に戦闘に時間が掛かり、テンポが悪い。
召喚獣戦も難易度が易しくなったとは言え、まだまだ強く、これのどこがイージーモードなのかと
感じさせるひどい出来である。

そして、やはりリーダーが死ぬとゲームオーバーというシビアなシステム、オプティマをいちいち
切り替えないと技や魔法が使えない面倒な戦闘、解説を読まないとわかりにくい造語の多さや、
いまいち盛り上がらないストーリー、面倒なだけで一本道な成長システム、以前に行った場所に戻れず、
寄り道要素もない一本道なゲーム展開など、問題点はそのままであり、
唯一楽しめるのは美麗なグラフィックが魅せるムービーのみである。

FF12ではインターナショナル版で倍速モードが追加され、ラストレムナントのPC版では
リーダーユニット制限の解除や倍速モードが追加されて若干遊びやすくなったが、
やはり糞ゲーは糞ゲーであり、大本の駄目システムを直さなければゲームは面白くならない。
FF13で言えば、戦闘を従来のアクティブバトルに戻し、1度行った場所に戻れたり、寄り道できる要素を
付けるなど、大幅な改善をしなければまともに遊べるゲームにはならないと言えるだろう。
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