俺的糞ゲーその82『ドンキーコングリターンズ』
メトロイドプライムのレトロスタジオが開発したというこのゲーム、糞ゲーである。
まずこのゲーム、操作がやりにくい。
クラコンには非対応で操作はリモコン横持ちか、リモコン+ヌンチャクのみ。
しかも、ハンドスラップやローリングアタックはリモコンを振るという、
もういい加減にしろよ、と言いたくなる糞仕様である。
これのせいでローリングでダッシュしようと思ったら地面を叩いたり、ダッシュしたい時に
できなかったりと、操作ミスが頻発する。
しかも、敵を踏むたびにリモコンからでかい音が鳴るという嫌がらせも完備。(設定でオフ可)
もうこれだけで嫌になってくる。
また、難易度はスーパードンキーコングシリーズと同じく即死が多いが、
今作では背景の柱が急に動き出して潰されて死亡や、急に敵が出現して死亡、
などの1度目は必ず引っかかるような仕掛けが多く、イライラさせられる。
当たり判定もわかりにくくなり当たってないようで当たっていたりすることも多く、
ギミックはトロッコやタル大砲などのお馴染みのものが多いものの、
ステージ構成にスピード感がなく無駄に奥行きを使ったりなどしてわかりにくく、
テンポも悪くボス戦はやたら長かったりと、全く面白くない。
比較のために改めてスーファミ版のスーパードンキーコングをプレイしてみたが、
敵の配置からテンポの良さまでよく考えられていて、
同じシステムのゲームでもここまで違うのかと驚かされる。
結局、今作はワールド5までプレイしたが、操作のやりにくさ、理不尽な難易度、
面白味のないステージ構成ですでにやる気をなくしてしまった。
これならまだ、ドンキーコングジャングルビートの方が操作もマッチして、
ギミックも面白く爽快感もあり、面白かったと言えるだろう。
そもそも、レアに頼めないとは言え、なぜレトロスタジオに作らせたのかがわからない。
メトロイドプライムと全くかけ離れたゲームをここに頼むメリットがない。
社長が訊くによると、運命などと書かれているが、単純に言えば、
メトロイドプライムが完結して手が空いていたから、に過ぎない。
開発は順調でプロジェクトは大成功、のような感じでスタッフは言っているが、
それでこの出来なのかと思うと寒気がしてくる。
マリオ、ワリオ、ゼルダ、メトロイド、ドンキーコングなど、かつては
面白かったゲームの新作がことごとく糞ゲーと化す任天堂。
もはやスクエニと同じく、今後はリメイクで頑張るしかないだろう。