俺的糞ゲーその814『奇々怪界 月夜草子＆怒涛編＆あどばんす』

シリーズ３＆４作目のこの奇々怪界、糞ゲーである。

奇々怪界 月夜草子プレイ動画
このゲーム、今まで通りお札を飛ばしたりお祓い棒で妖怪を倒していくシューティングで、効果音はまあまあ良く
今回は仲間が一緒に戦ってくれたりとそこは良いのだが、前回はHP制だったくせに今回は基本２回当たると死亡で
イージーでも難しく、ステージは無駄に長くとにかく異様にボスが固いのはテンポが悪すぎて非常にうざい。
特徴的なボスや竜に乗って進む強制スクロールステージなどデザインはまあまあ良いだけにもったいないが、この
冗長すぎる糞バランスは完全に調整ミスと言えるだろう。

奇々怪界 怒涛編プレイ動画
また、ディスクシステムで出た怒涛編ではHP制になったもののなぜかお札が回数制でしかもステージがやたら広くなり
どこに進めばいいのかわからないという糞っぷりで　敵がなかなか出て来なかったりアイテムを集めないと進めない
場所があったりエンディングは歴代の主人公が登場する意味不明なものだったりと、とにかく酷すぎる出来なのは
即やめたくなる。

奇々怪界あどばんすプレイ動画
更に、アルトロンが開発したあどばんすはキャラを３人から選べるようになりボスも固くなく普通になったのだが、
今度は効果音が鳴ってるのかわからないレベルという糞っぷりで、一撃死な上にその場復帰もないという初代の
ようなバランスに逆戻りしているのは進歩どころか退化しすぎて非常に遊びにくい。
面構成が初代に似ているのでシステムも初代に合わせたのだろうが、いくら何でもアドバンスの時代でこの遊び
にくさはふざけていると言えるだろう。

結局、あどばんすを最後に終了したこのシリーズ。
巫女が妖怪と戦う和風な世界観は良かっただけに、こんな出来で終わったのは残念である。