俺的糞ゲーその806『夜光虫&魔女たちの眠り』

スーパーファミコンで出たこのサウンドノベル、糞ゲーである。

夜光虫プレイ動画
このゲーム、航海中の貨物船内で殺人事件が発生するというサウンドノベルで、人物のシルエットはなく文章は
珍しく縦書きで次々と事件が発生していくのはまあ良いのだが、選択肢によって色々分岐するが蛍を人魂と見間違え
たり蜂に襲われたり密航者が持っていた宝石を巡って事件が起きるが特に推理することもなく勝手に犯人が自白して
終わるなどいまいち盛り上がりがなく、一つ一つの話が薄すぎるのは何とも呆気なく面白味がない。

魔女たちの眠りプレイ動画
また、魔女たちの眠りは赤川次郎原作のサウンドノベルで、こちらは主人公が死んだ幼馴染の死の真相を探るために
山奥の村を訪れるというストーリーなのだが、恐怖感を煽るシーンがあったりと良い部分もあるが結局は吸血鬼を
倒すというそれだけの話で、分岐で別シナリオに進めるが吸血鬼が宇宙人やウイルスに変わる程度で展開がほとんど
同じなのは面白味がなく、分岐の条件フラグが序盤なせいで毎回同じような文章を読まされるのは遊びにくすぎて
非常にうざい。
せっかく2部構成で2部からも選べるようにしたならそこから分岐すべきであり、誰が吸血鬼なのかを当てる展開を
入れるなど、色々なシナリオを用意すべきだっただろう。

その後、夜光虫2ではメインストーリーがボリュームアップし推理要素も加わるなどまあまあ良くなった今作。
なぜ最初からやらないのか知らないが、とりあえず大分ましな2はWiiUのVCなどで配信して欲しいものである。
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