俺的糞ゲーその80『マリオvs.ドンキーコング 突撃！ミニランド＆みんなでミニランド』

マリオvs.ドンキーコング 突撃！ミニランド
勝手に動くミニマリオをゴールへ導くこのゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、ステージ内に足場やジャンプ台を配置してミニマリオをうまくゴールへ導くパズルなのだが、
前作のように動きを止めたり方向転換ができず、常に歩き続けるためにタイミングをこちらで調整できず、
勝手に穴に落ちたり敵にぶつかったりと、非常にやりにくくうざいゲームに仕上がっている。

また、ドンキーコングと対決するボスステージではドンキーコングがタルを投げて足場の置ける場所を制限して
くるため、足場やジャンプ台を配置する、という操作だけでミニマリオを上手く誘導してタルを避けなければ
ならず、非常にもどかしいイライラ感を味わわされる。

そもそもこのシリーズ、アドバンスで出た１作目はマリオを自由に操作して鍵を運んでドアに進む、という
ゲームボーイのドンキーコングを踏襲したステージがメインだったのだが、DSで出たミニミニ大行進ではマリオの
操作がなくなり、今回はミニマリオの操作すら一切できないという続編が出るたびにできることが減る糞シリーズと
化しているのがヤバイ。
ライト向けに易しくしたならまだしもこれでは余計難しくなっているわけで、これなら前作の方がまだましだったと
言える。

それにしても、WiiやDS以降、操作性やゲーム性が劣化したゲームばかり作り続ける任天堂。
果たしてオーソドックスな横スクロールアクション、ドンキーコングリターンズで「リターン」できるのか？
注目である。

※追記
マリオvs.ドンキーコング みんなでミニランド
その後、3DSやWiiUでもみんなでミニランドという似たようなゲームが出たが、相変わらずタッチ操作で自由に
マリオを操作できず、進む方向も変えられずやりにくくつまらない今作。
ステージを作って配信できるのは良いが、それなら早く普通のマリオのコースを作れるマリオメーカーを出して
欲しいものである。