俺的糞ゲーその76『たたいて弾む スーパースマッシュボール・プラス』

元々、スパーンスマッシャー という名前で発表されていたこのゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、Wiiリモコンを振った方向に主人公がダッシュし、ブロックや敵に体当たりして
次々と破壊していくゲームだが、操作がWiiリモコンだけに、非常にやりにくく、疲れる。
振った方向に動くと言われても、操作が曖昧なため、行きたい方向に行けないことも多い。
そして、クラコンに対応していないというこれまた任天堂の嫌がらせ仕様。
これがもしアナログで方向を決め、ボタンで体当たりするゲームだったら、かなり操作
しやすくなっていただろう。

しかし、例えクラコンに対応したとしても、このゲームは面白くならない。
何と言っても、スピードが遅すぎて爽快感がないのである。
ブロックを破壊した時の効果音も気持ち良くなく、ダッシュした時に鳴る効果音の方が
大きく、うるさい。ステージ内にあるメダルを３枚集めないとボスと戦えない仕様などもあり、
2-1をクリアした時点でもうやる気がなくなったほどである。

ゲームにはWiiリモコンプラス(しかもピンク)が同梱されているが、
平面的なこのゲームに本当にこのコントローラが必要だったのかがわからない。
開発がアートゥーンなので、ゲームがつまらないのはしょうがないとしても、
こんなゲームに新コントローラを付けて無理やり売りさばく任天堂を見ると、
もはやあきれを通り越して悲しくなってくる。
最近はWiiスポーツリゾートにもこの新コントローラを付けて売っているようだが、
いまだに対応ソフトが少ないこのコントローラがこの先役に立つのか、
冷ややかな目で待つことにしようと思う。