俺的糞ゲーその641『カトちゃんケンちゃん』

カトちゃんケンちゃんプレイ動画
ハドソンが出したこのアクション、糞ゲーである。

このゲーム、加藤茶か志村けんを操作して進む横スクロールアクションで、敵をテンポ良く踏んで倒しながら
進んでいくのは良いのだが、それ以外の攻撃はリーチの短すぎる蹴りと役に立たないオナラしかなく、キャラが
でかく当たり判定がでかいせいで攻撃を避けるのが難しく、何とも遊びにくいアクションゲームと化している。

また、HP制なものの時間と共に減るという余計な要素があり、火や突然出現する恐竜に当たると即死で、なぜか
やたら滑りやすい上にステージは落下死だらけという難しさで、しかもステージ内に隠されている鍵を見つけないと
ボスステージに進めずに前のステージに戻されるという超絶糞仕様。
なぜここまで糞仕様を詰め込むのか？　PCエンジンというニューハードを本当に成功させる気があったのか？

結局、功夫と同じくPCエンジンはここまでリアルなグラフィックが作れる、と言いたいだけのような今作。
こんな糞仕様だらけのアクションを作ったハドソンからなぜ桃太郎活劇のような遊びやすい良質アクションが
生まれたのか謎だが、できるなら最初からやって欲しかったものである。