俺的糞ゲーその58『俺の屍を越えてゆけ』

俺の屍を越えてゆけ
世代交代をしていくこの和風RPG、糞ゲーである。

まずこのゲーム、一番驚くのが説明書の分厚さである。136ページというあまりの分厚さ。
当然、こんなものを読む気にはならない。完全に紙の無駄である。
そして、ゲーム内容はひどいの一言。
マップは同じ地形だらけのコピペダンジョン。敵は無駄に多く、急に強い敵が出てきたり、
一番易しいモードでも敵が強すぎたりと、ゲームバランスが非常に悪い。
しかも、キャラはすぐに寿命が来て消滅したり、健康度が低い時に死ぬと消滅したりと、ろくに育成させることも
できないというひどさ。
ダンジョンの途中にはセーブポイントもないため、出陣したら毎回最初のマップからスタートという馬鹿らしさ。
こんな仕様ではまともにプレイができるわけもない。
こんなゲームのどこに楽しみを見出せばいいのか?理解不能である。
そもそも、世代交代システムはロマサガ2ですでにやっており、特に目新しくもなく、面白くもない。
こんないらないシステムを今更取り入れてどうしようというのか?

今作のプロデューサーの桝田省治は2を作る気満々のようだが、
我が竜を見よやなりきりダンジョン3などの数々の失敗に全く懲りていない。
坂口がラストストーリーを最後に消えつつあるように、老兵はただ静かに消え去るべきである。

※追記
その後、今作はPSPでリメイクされてしまったわけだが、ではそのPSP版は色々と改善されたのか?というと、
全く改善されていない。グラフィックが一新され、奥義が若干使いやすくはなったが、
糞ゲームバランスはそのままであり、コピペダンジョンもそのまま、ダンジョンにセーブポイントがないのも
そのまま、すぐにキャラロストするのもそのままである。
数年経った今でも、全く糞仕様を改善する気のない桝田省治。ツイッターを見てみると、
【制作動機】一番興味がないのが見た目、二番がキャラ、次がシナリオ、世界観。正直に言えばシステムも
どうでもいいし、バランスもこうでなきゃならんという確信はない。

では何に興味があるかと言えば、プレイヤーの心の動き、あるいはゲームをしている時の表情の変化だ。
それ以外は手段でしかないな

などと語っているのが恐ろしい。これだけ糞システムを入れておいてどうでもいいとは何を考えているのか?
プレイヤーの心の動きや表情の変化に興味があるならそれこそキャラやシナリオなどが重要ではないのか?
そもそもプレイヤーの心や表情をこいつがどうやって知りえるのか?
もはや、言っていることが支離滅裂でどうしようもないと言えるだろう。

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