俺的糞ゲーその566『アークザラッド 精霊の黄昏＆ジェネレーション』

PS2で出たこのアークザラッド、糞ゲーである。

精霊の黄昏プレイ動画
このゲーム、今回は人間と悪魔の二人の主人公の視点で進むストーリーで、互いの信念がぶつかり合う展開など、
ストーリー的にはまあ悪くはないのだが、中途半端にリアルになったせいでキャラの造形が気持ち悪くなっており、
なぜか武器がなくなって魔法はMPではなく精霊石を消費するという面倒なシステムになったり、戦闘では動きが
遅くなった上にいちいちお金を拾わないと入手できなかったり、マップ上では一度通った場所を通るたびにまた
敵とエンカウントするなど、今までのシステムを大幅に劣化させた糞ゲーと化している。

ジェネレーションプレイ動画
また、その後に出たオンライン対応のジェネレーションでは戦闘がアクションになったのだが、マップは無駄に
広くてわかりにくく、移動が遅い上にアクションももっさりで爽快感もなく、ひたすらギルドで同じような敵を
倒す依頼を繰り返すという糞っぷりで、今までのようなストーリー性も薄く、レベルもなく敵を倒しても金を落と
さないなど、糞すぎてすぐにやめたくなる。

普通に１や２のようなドット絵にしてテンポの良い戦闘にすればいいものを、なぜここまで改変して劣化させるのか
わからないが、今作を最後に終了したこのシリーズ。
家庭用ゲームが衰退したのは複雑化したから、マンネリだから、などの様々な原因があるが、やはり一番の原因は
今作のようなかつて人気のあったゲームが劣化して消え去ったから、であると言えるだろう。