俺的糞ゲーその473『もぎたてチンクル＆いろづきチンクル』

もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド
ゼルダシリーズに登場したチンクルが主人公のこのゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、チンクルを操作してルピーを集めていくゲームなのだが、移動がやたら遅い上に人との会話や文字送りや
何かを調べる時にいちいちタッチしないと駄目という糞操作で、ゲームを進めるためにはいちいちルピーが必要で、
金額は自由に決められるが少なすぎると失敗して無駄にルピーを失うなど、ルピー集めが面倒すぎて非常にうざい。

また、戦闘はカエルの為に鐘は鳴るのような感じで敵にぶつかるだけという単調さで、自宅でしかセーブできないくせに
死んだらタイトル画面に戻るなど、任天堂にしては優しくない作りで遊びにくく、ストーリーは素材を集めてアイテムを
作って渡す、といった面倒なおつかいばかりで全く面白味がない。
主人公がチンクルという時点で魅力ゼロだが、せめてゲーム部分は2Dゼルダのようにサクサクと進めてアクションも
楽しめるものにして欲しかったところだろう。

いろづきチンクルの恋のバルーントリップ
更に、続編のいろづきチンクルの恋のバルーントリップは戦闘がなくなって純粋なADVになったのだが、移動も
コマンドも全てタッチという更に糞操作になり、謎解きはうろうろさせながらひたすらアイテムを集めたり、答えを
調べるのが面倒すぎるクイズをやらされたりと無駄に長くつまらないものばかりで、アイテムは手に入るたびに
どんどん増えていってわかりにくくなるなど、あまりにもひどすぎて最強にヤバイ。
オズの魔法使いを題材にしたようなギャグストーリーはそれほど悪くないだけに、これなら普通に新鬼ヶ島のような
テンポ良く進むコマンド型ADVにすべきだっただろう。

結局、２作続けて糞すぎるこのシリーズ。同じようなゲームのちびロボやキャプテンレインボーなどもひどかったが、
そろそろこのMOON系作業ゲームはやめて、普通のテンポの良いゲームを作って欲しいものである。