俺的糞ゲーその452『スペースマンボウ』

スペースマンボウ
コナミがMSX2で出したこのシューティング、糞ゲーである。

このゲーム、グラディウスのような世界観の横スクロールシューティングで、MSX2なだけにグラフィックは綺麗で
スクロールもカクカクではなくスムーズなのは良いのだが、武器はあまり種類がなく、グラディウスのようなレーザー
もなく、攻撃力はカプセルを取ると上昇するが、時間と共に下がるといううざい仕様で、ステージはいまいち地味で
特徴が薄かったりと、何とも面白味がない。

また、難易度は低いと紹介されることが多いが、全く低くなく、その場復帰もなくバリアもないためにボス戦などは
難易度が高く、当たり判定もでかく、当たっていないようで当たっていたりと、非常に遊びにくい。
これのどこが簡単なのかわからないが、これならグラディウスの方が遥かに遊びやすく、面白いと言えるだろう。

この頃のコナミはやたらMSXにゲームを出していたが、ハードの性能が低いせいかシューティング系はスクロールが
カクカクだったり、色数も少なすぎてファミコン版の劣化版が多かったりと、はっきり言ってろくなものがない。
それでも魔城伝説はドラキュラな雰囲気やBGMだけは良かっただけに、せめてファミコンで出してカクカクを直して
色々とパワーアップするなどして、出して欲しかったものである。