俺的糞ゲーその441『初代熱血硬派くにおくん&新・熱血硬派くにおたちの挽歌』

スーパーファミコンで出たこのくにお、糞ゲーである。

初代熱血硬派くにおくんプレイ動画
このゲーム、今までの2頭身キャラではなく5頭身のリアルなキャラになっており、世界観もリアルで細かい町の
描写など、そこは良くできているのだが、今までよりアクションはもっさりで敵は同じ顔ばかりというつまらなさで、
街を歩いているとすぐに通行人に喧嘩を売られて強制的に戦わせられるなど、テンポが悪く非常にうざい。
また、アイテムは同じ物でも一つにまとまらないためにやりにくく、技はレベルで少し覚えるだけで買ったりはできず、
キャラもラスボス以外はほとんど特徴がなく、何とも面白みがない。
通行人に攻撃できたり、電車で敵を吹っ飛ばせるのは面白いが、やはりこのうざいエンカウントやもっさりアクションは
何とかして欲しかったところだろう。

新・熱血硬派くにおたちの挽歌プレイ動画
そして、その後に出た挽歌だが、冤罪で捕まったくにお達が脱出しつつ黒幕を倒しに行くアクションで、今度は謎の
4頭身キャラになっており、やはりアクションはもっさりで技も少なく、今回は完全に一本道で買い物すらできず、
敵は無駄に固いというひどさで、イージーモードでは途中で終わったり、操作が難しくつまらないバイクステージが
やたら多いなど、とにかくひどい作りで全く面白味がない。

そもそも、なぜ普通にファミコンのような2頭身のゲームにしなかったのか?
人気のあったダウンタウン熱血物語や熱血行進曲のようなゲームの新作をなぜ出さなかったのか?
よくわからないが、スーパーファミコンになってから急激に劣化して消滅したくにおシリーズ。
最近はまた復活して色々出るようになったが、アクションはまだいまいちなだけに、また全盛期のような面白い2D格闘
アクションを出して欲しいものである。
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