俺的糞ゲーその432『バットマン アーカム・アサイラム＆シティ＆ビギンズ＆ブラックゲート』

Batman:Arkham Asylum
バットマンを題材としたこのキャラゲー、糞ゲーである。

このゲーム、バットマンが様々な悪役と戦うアクションなのだが、サクサクとは進まず、捜査モードという探索すべき
ポイントが表示される機能を使っていちいち辺りを見回して進むべきところを探さなければならず、次にどこへ行けば
いいのかわかりにくかったりと、非常にテンポが悪い。

また、攻撃アクションは毎回スローになるうざい演出があるせいでもっさりしており、効果音もいまいち気持ち良さが
なく、銃を持った敵とまともに戦うとすぐ死ぬためにコソコソしながら一人ずつ仕留めなければならず、ボス戦は自由に
戦えず決まりきった戦いをしなければならなかったり、見つかると即死になるかくれんぼゲームがあったりなど、
何とも爽快感がなくやらされ感が強い。
他にも、セーブはオートのみだったり、レベルで覚えるスキルはろくなものがなかったりなど、遊びにくくつまらない
今作。はっきり言って、これならスーパーファミコンでコナミが出したベルトスクロールのバットマンリターンズの方が
ましであると言える。

その後も、アーカム・シティ、アーカム・ビギンズと続編が出たがテンポの悪さは変わらず、街が広くなって余計に
移動が面倒になったりＱＴＥがうざかったり、Vitaで出たブラックゲートはステージが狭く横視点で遊びやすくなった
ものの他は変わらず、全く面白くないこのシリーズ。
最近はこの手のやらされ感たっぷりのアクションが多いが、テンポの悪い余計な要素はなくすなどして、シンプルに
アクションを楽しめるものにして欲しいものである。